2009年9月19日 (土)

ビジュアルブログ検索エンジン[Blogopolis]

「ビジュアルブログ検索エンジン[Blogopolis]」
http://blogopolis.jp/

これはgoogleマップライクな地図上に、ブログのブックマークや購読者数に応じた?土地を持てるという面白い検索サイトです。

おいらのブログを検索したら、小さい土地を持ってました。やったー。
Picture
これ作ったの、27歳の若いエンジニアらしいんだけど、よくこういうもん発想して、実際作れるよなーと感心した。

やっぱソフトの世界の若い才能って、すごいなー。

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2009年6月20日 (土)

VLSI symposium 2009

京都で行われた半導体業界の3大国際学会の一つといわれるVLSIシンポジウムに参加してきました。
デバイスパートと回路パートのジョイントセッションだったのに、なんとなく人が少ないのはやっぱ不況の影響があるのでしょう。以下雑感。

・エコ志向反映して、低電力をアピールした技術が多い。

・人体向けデバイスの発表が年々増えている。胃カメラ代わりに飲み込むカプセルとか、体に身につけるデバイスとか。プレナリートークでは、脳みそに電極を埋め込んでパーキンソン病の手の震えを改善する研究が発表されてた。

・昔よりテクノロジの進化はゆるくなっている気がする。

・半導体業界は台湾・韓国人に牛耳られている。アメリカの大学や企業も、発表しているのは中国・韓国系の人。UCバークレーもUCLAもハーバードもインテルも、学生も教授もみなアジア人。インド系はじわじわ。日本人の存在感は薄い。そして日本人以外はみな英語が普通にしゃべれる。

 正直、聴講した中ではぶっ飛んでて面白いという技術はなかったです。ノキアの次世代モバイルのコンセプト画像くらいかなー。

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2008年9月23日 (火)

シンラドームで最新3Dムービーを見てきた。

「天才エンジニアが開発した最新3Dバーチャルリアリティを体験するのだ!」

という友達の誘いで、科学技術館のシンラシアターに「シンラドームテクニカルデモ」を見学に行きました。

九段下で降りるとすごい行列が!

Cimg3953

と思ったら、武道館の筋肉少女帯ライブでした。

シンラシアターは62席のドーム型のシアターで8/20にオープンした新しい施設です。

http://www.astroarts.co.jp/news/2008/08/19synra/index-j.shtml

今回は、開発者の高幣さんの解説付きでデモが見学できるというラッキーな特典つきです。

オリハルコンプロジェクト(高幣さんの会社)http://orihalcon.jp/

ネーミングがステキ。

デモスタート!

Cimg3961_3 

いきなり立体地球がどーん!みんな「おー!」

この人工衛星で取った地球のデータは、NASAのサイトからダウンロードでき、毎日更新されているそうです。もう、そんな時代なんですねー。

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宇宙ステーションが目の前に飛び出て「おー!」

Cimg3970_2

宇宙の大構造。プレステのコントローラで地球一個から、今解明されている宇宙の大構造までリアルタイムに拡大縮小することができます。また、宇宙の生成、月の生成のデモムービーも星や岩が立体的にダイナミックに目の前を飛んでいくので、すごい迫力でした。子供はみな星をつかもうと必死でした。

これらの画像は理研やNASA、国立天文台と協力して、スーパーコンピュータによる科学計算に基づいて作成したということです。シアターの画像もネットワークで世界の拠点と協調することも可能で、様々な研究機関とプロジェクトを試みているということです。

Cimg3982_2

これは、googleストリートビューにも使われているカメラ。一台300万円!だそうです。

これをしんかい2000に積んで深海の画像を立体で再現するというプロジェクトも考えているそうです。

ドーム型の大型スクリーンに複数台のプロジェクタを協調して映像を映し出し、それをシームレスに動かすという、かなり大規模なシステムですが、システム設計は基本的に高幣氏一人で行ったようです。他にモデリング担当者を含めても数名のかなり小規模な人数で完成させたそうです。そのかわり、ドーム運営の自由度は高いようで、シンラドームを一種の実験場として、バーチャルリアリティに関心のある人や、3D映像を使ったプロジェクトのアイデアのある人と面白いプロジェクトをやってみたいということでした。

高幣氏は、学生時代に研究室のPCがウィルスに侵入されたとき、リアルタイムでワクチンを作って戦ったという逸話のあるエンジニアで、欧米のカンファレンスでも評価の高い本物のギークです。技術や、やりたいプロジェクトを語る彼の熱い語り口に、久しぶりにエンジニアってかっこいいなーと思いました。

だって、自分で作れちゃうんだもんねー。

なんだかんだいって、すごい技術を生み出せるってかっこいいよねー。

彼が会社で使われるエンジニアじゃなくて、本当にやりたいことを追求しようとしているところが生き生きしててかっこよく見えるのかなとも思った。

深海の立体画像が出来たら、また呼んで下さい。

Cimg3984

最後に、見学者に好き放題落書きされてしまっている画像(笑)。落書きも簡単に立体化できてびっくり。

オリハルコンプロジェクト:シンラドームテクニカルデモやりました

「シンラドームテクニカルデモ」に参加された方のブログはこちら。

  • 「シンラドームテクニカルデモ」を見てきました : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ
  • 科学技術館「シンラドーム」がすごすぎた - カイ士伝
  • 科学技術館の「シンラドーム」テクニカルデモに行ってきたよ!:小太郎ぶろぐ
  • いい感じ: 魔法を見た。:シンラドームテクニカルデモ
  • るんるん♪  : 科学技術館シンラドーム テクニカルデモ
  • 「シンラドームテクニカルデモ」様々なコンテンツとシンクロする科学技術館シンラドームのすごさ:[mi]みたいもん!
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    2008年8月 6日 (水)

    googleストリートビュー

    久々にgoogle様にびびりました。
    googleストリートビュー。
    立体的に写真を加工する技術もすごいが、いつの間にこんなに写真を溜め込んだんだろう。恐るべし。
    下は根津駅周辺。


    大きな地図で見る

    歩いている人まで写ってます・・

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    2006年10月30日 (月)

    柏キャンパス一般公開

    東大の柏キャンパス一般公開を見に行ってきました。

     

    柏キャンパスを開放して、柏キャンパスの各研究室の成果を一般人にも分かりやすく説明してくれる企画なのですが、予想以上に面白かったです。

     

    子供にも分かりやすいようにロボットやラジコンのような興味を引くものを使ってデモンストレーションを行っているし、スタッフの若手研究員も親切に相手の理解度に合わせて説明してくれます。理科系の研究って専門外の人間にとっては難しくて普段は何が面白いのかさっぱり分からないんですけど、理解できるように説明されるとその面白さがちゃんと分かりました。

     たくさんの展示があって、一つ一つちゃんと説明を聞くと30分は優にかかるので、とても全部は見切れませんでしたが、印象に残った展示をいくつか紹介します。

     

    まずは、強磁場の研究の展示。

    20061029kasiwa1

    デジカメを持ち込むと強磁場のせいで壊れるので、写真は取れませんでしたが、興味深いものがたくさんありました。

    一つは、強力な電磁石コイルの中央にある穴にアルミ缶を落とすとどうなるか。アルミは磁性はないのですが、磁束の変化を妨げるように誘導電流が流れるので、ゆっくりと落ちていきます。穴の上に紙をしいて1円玉を立てるとゆっくりと倒れます。

    また、水は反磁性という性質をもっているので、それを利用すると磁場の中で水の玉を宙に浮かせることも出来ます。強力な磁場の中では、水が割れるというモーゼ効果という現象も見せてもらいました。そのような物質の磁性を用いて粒子を分離するとか、金属粒子の自己組織化の実験などもやってました。ここは分かりやすくてかつ興味深い展示がたくさんありました。

     

    20061029kasiwa2  これは、X線の研究室で、従来の振幅強度を検出するX線スキャンではなく、位相のずれを検出するX線スキャンの研究をしているようです。なんでも、振幅型の方法より、1000倍感度が高いそうで、従来骨しか見えなかったところが、内臓組織まで見えるようになるという、とても有望な技術です。今は実験室レベルですが、筋がよさそうなので、これから楽しみですねー。

     

    20061029kasiwa3

    これは、脳の微弱な磁気を計測して、脳の活動を調べる装置。デモンストレーションでは、来場者のα波を測定してました。特徴は、3次元的かつ時系列で測定できることだそうで、脳の活動部位がどのように連動して知覚に関与するかが分かるそうです。この装置は液体ヘリウムを使うので、その管理や、微弱な磁気を計測するため、同じ実験を何百回も繰り返さないとまともなデータがとれないなど、研究の苦労も垣間見れました。そーなんですよね。どんな研究も日々の地味な苦労の積み重ねなんですよね・・。

     

    20061029kasiwa4 これは、脳型情報処理をするVLSIの研究です。一応、LSIの仕事をしているのと、脳型情報処理技術にちょっと関心があるのとで、興味深く見ました。主に画像認識に関して、脳型の認識をハードウェアとソフトウェアの両面から研究しているようです。試作したチップも展示してありました。

     

    この動画は、声で動く飛行船のデモンストレーションです。「前」とか「戻れ」とか「ストップ」とかいう声で飛行船に指示が出来ます。

    これは「ストップ」の指示がうまく伝わってませんね・・。

     

    この動画は、手持ちプロジェクタで地面に写した道で亀ロボットを誘導してゴールまで運ぶ遊びです。プロジェクタに位置検出センサがついていて、サーバを介して無線でロボットに指示を出しているそうです。

     

    この動画は、クレーターを作る実験です。小指の先くらい大きさの弾丸を時速700kmで地面に飛ばしてクレーターを作ります。弾丸の何十倍もの直径になることを実感できました。

     

    20061029kashiwa4

    これは、ノーベル賞をとった小柴教授の研究施設であるスーパーカミオカンデの模式図です。鉱山の一番奥に巨大水槽を設置して毎日観察しているのです。ここは岐阜の神岡鉱山にあるのですが、かなり辺鄙な山奥で、近くにある唯一の無人駅も近く廃止されるそうです。研究者は住民票も移してこの近辺に住んでいるそうです。特に独身の研究者はここの元鉱夫専用の寮に泊まって毎日トロッコで鉱山の奥深くまで通っているそうです。昔は、一週間交代で実験装置の番をしていたそうで、トロッコも8時間に一回しか通らなかったそうです。研究者はトロッコの免許も鉱山の下まで降りるリフトの免許も取って研究しているそうです。説明してくださった秘書の方は、「こんなところだから嫁がこないのよー」と嘆いていました。そんな2重3重に過酷な状況を研究への情熱でみんな切り抜けているそうです。研究者ってすごいですね。

     

    他にもたくさん面白い研究があったのですが、とても紹介し切れません。でも、普段関係ない分野の研究を見るのって本当に面白いですね。自分の日常の後ろにこんな世界が広がっているというのを知る楽しみというか。

    それと、自分の好きな研究を説明しているときの研究者のきらきらした目がとても印象的でした。最後のカミオカンデを説明してくれたベテランぽい秘書さんも「ニュートリノってとーーーーーっても面白いのよ」と熱く熱く語ってくれました。

     

    こういうのを見ると、最近はやりの利益追求型の産学連携もいいけど、この研究者たちの「応用先はよくわからないけど、とにかく面白くてやってるんだ」っていう情熱もいいなと見直しました。

    企業にいると、こんなばかばかしいほど壮大な研究には縁がないので・・。

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    2006年4月23日 (日)

    web進化論と半導体進化論3

    web進化論の梅田さんは、はてなの会社運営に関してwikiを導入して情報共有をしていると書いていますが、このようにwebベースで会社の仕組みを考えるのも面白そうです。

    思いついたアイデアを、みんなで議論してブラッシュアップするには、wikiを利用するのは面白そうですね。もちろん、セキュリティの問題はありますが、半導体マクロのIPなどは、データの塊なので、webを利用して極限まで輸送コストを低くすれば、安価なマクロを提供することも出来そうです。

    進化の早いwebサービスの世界に対応した会社の仕組みを作るのは、ゼロベースで出来るベンチャーのほうが向いてそうな気がします。

    「ロングテール現象」は、半導体は直接マス相手に商売するわけではないので、そのまま当てはめることは出来ませんが、消費者の消費形態に影響は受けるので、ロングテール現象が大きくなるに従って、市場はどのように変化するかは観察しておかなければなりません。

    オープンソース現象は、ソフトウエアの世界では昔からあるスタイル(というか、もともとソフトウェアはオープンな世界で有料化は後)ですが、半導体の世界でこの手法は使えるのでしょうか。もし、プリミティブな回路IPがオープン化すれば、半導体の価格は劇的に下がります。しかし、回路IPは確かにデータの塊だし、電子回路が趣味の人もたくさんいますが、ハードウェアの場合は最終的に実シリコン上で動作することが重要で、特性や物性値にプロセス依存があるので、なかなか難しいところでしょう。一般的な回路のアーキテクチャや理論は、学会で発表されるので、そういう意味ではすでに学術的なオープン化の仕組みはあると言ってもいいでしょうね。

    コメントにあった指摘のように、グーグルのようなネット企業の快進撃は、いわば通信インフラ企業の不振の犠牲の上になりたっている部分もあると思うので、この本のようにグーグルが次世代の覇権を担うようになるかは分かりません。しかし、今の情報業界の大きな流れはこの本に描かれているように動いていると思います。

    自分もwebの進化に重ねて、半導体ビジネスの次の姿を考えてみました。皆さんも、これからおいしい半導体ビジネスとは何かを考えてみませんか?

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    2006年4月21日 (金)

    web進化論と半導体進化論2

     梅田先生によれば、ネットの「こちら側」にある端末は、「チープ革命」によってどんどん値段が下がっていきます。

    それは当然半導体部品への値下げ圧力となるので、競争はより厳しくなるでしょう。

    普通の半導体製品は、台湾やBricsのような人件費が安く、かつ優秀な人材の居る地域のメーカーが製造には有利になっていくでしょう。この点、一般にコストの高い日本の半導体メーカーはますます厳しい状況に追い込まれるのではないでしょうか。

    ここで利益を出す戦略としては、一つはインテルのCPUや、TIのメディアプロセッサのように自社の製品を端末の中核部品として業界標準とすることです。市場を制することによって価格もある程度制御することが出来るので、利益の出るビジネスが展開できます。これはどちらかというと、アメリカのメーカーが得意な戦略のようですね。最終製品の原価は、中核部品が大きなウェイトを占め、そのほかの半導体部品はひたすら値段を叩かれることになります。中核部品が握れないと実に厳しい。今のところ、パソコンはインテルが制し、携帯のプロセッサはTIが優位な状況です。また、CDMAのベースバンド処理用半導体はクアルコムが制してますね。日本は、ルネサスのSHシリーズのように優秀なMPUもあるので、どこかの市場を制したいところです。今のところ、ロボット向けや自動車向けはまだ可能性があるんじゃないでしょうか。

    中核製品を握る戦略は、どちらかというと技術と資本力のある大企業がとりやすい戦略だと思います。

    これに対して、チープ革命を自ら主導してしまうという戦略もあります。

    具体的には、有機半導体などの新規デバイスを先んじて実用化してしまうということですね。有機半導体は、薄くて曲げられる端末が実現可能な上、印刷技術が応用可能で、実現すればSi半導体素子よりはるかに低コストで大量生産できます。日本には有機半導体を研究している世界的な研究室もあるので、有利な環境ともいえます。こちらは、動きが早く、革新的な技術に抵抗の少ないベンチャー企業の参入余地があるといえます。

    また、グーグルの「情報発電所」のサーバ向け高性能LSIを開発するという道もあります。グーグルもデータセンターを山ほど建てているので、ここに納入されるサーバにLSIを供給できれば、結構なビジネスになるのではないでしょうか。こちらは、とにかく高速、高信頼性が要求され、消費電力、コストは優先度が下がるでしょう。携帯向け端末とは対極ですね。こちらはスパコンを開発してきた日本のコンピュータメーカーにも技術的には参入余地があるのではないでしょうか。どちらかというと、営業力の問題かもしれませんが。

    ただ、端末向けと比較してどうしてもボリュームは小さいため、メインの事業にはなりにくいでしょうね。

    どちらにしろ、「web進化論」の世界では、半導体企業は中途半端な戦略は許されなさそうです。ますます厳しい時代になることは間違いないでしょうね。

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    2006年4月20日 (木)

    web進化論と半導体進化論1

    各所で話題の梅田望夫氏の「web進化論」を読みました。

    論じられている中で重要なポイントは、

    ・あらゆるIT関連機器が年率30~40%も価格下落をしていく結果、ITに関する必要十分な機能をコストを意識することなく手に入れることができる「チープ革命」が起こる。

    ・ITに関する付加価値はネットの「こちら側」から「あちら側」に移行する。

    ・グーグルは巨大なサーバ群で情報発電所のようなインフラを構築し、ネットの「あちら側」の覇権を握りえる重要な企業である。

    ・ブログやアドセンスなどの普及によって、マイナーな市場の集積(ロングテール)が価値をもつような新しい世界が出現しつつある。

    といったところでしょうか。

    今、インターネットに親しんでいる人間にとって、なんとなく感じてる時代の波をうまく論じているので、説得力があると思います。

    われわれメーカーでものづくりを商売にしてるものにとって気になるのは、ネットの「こちら側」、要はリアルな世界で使用するハードウェアはどんどん付加価値が下がるというくだりです。

    日経のサイトでも、この話についてだいぶ熱い議論が交わされてます。

    http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060313/114691/

    コメントもかなり書き込まれてますが、一部リアルな世界のすべてがコモディティ化すると誤解している記述も見受けられます。

    梅田さんは、あくまでIT機器の付加価値について論じているのであって、IT機器に関して言えば、今もコモディティ化によって値段がどんどん下がる状況にあるのは否定できないでしょう。

    そして、半導体はIT機器の中核部品であり、梅田さんの語るネット社会の未来の影響をもろに受ける業界であります。

    そこで、web社会の進化に伴って、半導体ビジネスをどのように展開すればよいものかを考えてみたいと思います。

    ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる Book ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

    著者:梅田 望夫
    販売元:筑摩書房
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    2006年3月30日 (木)

    lunascape

    lunascape(http://www.lunascape.jp/)をちょっと前から使い始めてます。

    世間で話題のタブブラウザですが、初めて使いました。

    インターフェースは、IEと似ていて、思ったほど違和感は感じませんでした。

    もうちょっと慣れると使い心地よくなりそうです。

    タブブラウザにはfirefoxとかいろいろとあるようですが、なんでlunascapeにしたかというと、この分野では珍しい日本発の技術だからです。

    もちろん機能が優秀そうってのがありますが、やっぱ日本発の技術というと、応援したくなりますよねえ・・

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    2006年3月27日 (月)

    技術の考え方

    会社の先輩に、いわゆる天才技術者的な人がいます。

    行く先々の部署で画期的な技術を開発している人です。

    あるとき、こんな風に話しかけられました。

    「仕事なにやってるんだっけー?」

    「あ、アナログ設計で、PLLやってます。」

    「ああー、PLLねー、俺全然わかんねーんだよ。もう、わかんなくて使いたくないから、PLLを使わないで回路を作ることかんがえちゃってるもん」

    ここで、PLLという回路は動作がアナログ的で、設計が難しく、量産時にトラブルを抱えることが多い回路です。

    つまり、この先輩のいわんとしていることは、製品開発をするときは、なるべく難しい技術を使用せず、簡単な技術の組み合わせで実現したいということです。

    とても新鮮な印象をうけました。優秀な技術者ほど、難しい技術、斬新な技術に挑戦してみたくなるもので、高度な技術を応用した製品を出すことに生きがいを感じがちです。

    しかし、考えてみると、斬新な技術、難易度の高い技術というのは、それだけ量産時に想定外のトラブルを抱えやすいもので、その分コストが高くつきがちなのです。

    量産する製品は、 なるべく枯れた技術、簡単な技術の組み合わせで作ったほうが安定0しやすいし、メンテナンスも簡単に出来るので、ロスコストは小さくなります。

    もちろん、競争力のある製品、斬新な製品は、既存技術の組み合わせだけでは実現できないような機能がある場合もあるわけで、そこで初めてリスクのある技術を導入すればいいのです。

    そのあたりの割り切りが出来るかどうかというのは、製品設計をする技術者にとってとても重要なことだなあと感じました。

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