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2009年10月 3日 (土)

建築→電気と置き換えても同じなので泣ける

建築・現場の歩き方 いつのまにか建築学科の偏差値が工学部最低になってることについて

建築系といえば、少し前までは工学部の中では華のある(学生時代は・・・ね)学科と見られ、人気の高い学科だった。過去形で話すのが非常に残念なことだが、大学に残っている知人と会食したとき話題にでたのが、表題の「建築学科の偏差値が工学部最低になっている」って事。ためしに偏差値比較サイト(こんなもん受験生以外で見ることがあると思わなかったが。)で見てみると、確かに自分の受験時代とは違い、えらく人気が低下していると実感した。

自分の母校では未だ建築学科は人気があるという話を聞いたばかりだったので、意外でした。これ、建築の文字を電気電子と置き換えてもまったく事情は一緒です。

いや、お前10代で人生あきらめるには早すぎるだろって、言い切るほうが簡単なんだけど、これからこの業界に入ってくる予定だった優秀な頭脳たちが別の業界に行ってしまうのは、すでにこの業界にどっぷり漬かっている人間としてはあまりにも寂しい。
でも、自分だったら息子が建築やりたがったら、全力でとめる。少なくとも日本で技術者として生きるのは辞めろっていう。
高度成長期にこの業界に身をおいていた人たちのような、国の成長と共にその機関となるインフラを整備するという使命感、社会と一体となっているような高揚感は、今しばらくは得られないだろうと思ってる。社会のニーズと技術者としての達成感の向かう方向がずれてしまっているような気がするからだ。でも世の中にそういった場所がないわけじゃない。海外の設計事務所では、アトリエでありながら十分なフィーを貰い、人間的な暮らしをしている例だってある。

 半導体業界で、自分が思っていたことと同じようなことを建築業界の人が書いているので、結構泣けました。低成長時代というのは、夢がないですね~。

 インド、中国などの新興国でチャンスを見つけようというのも同意。これからは世界に自分の仕事を発信していくようなやり方をしないと、面白いことはできないのかもね。

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コメント

あらら、自分の母校まで…。
建築系所属は2年に上がるとき、
建築学科の少ない枠を必死で取り合うという話は
学生時代によく聞きましたね。
たぶん今もそうだと思いますが。

ただ、衰退業界を避けたくなる気持ちは
よく分かりますね。
正直、自分も会社の都合でなければ、
半導体をやろうとは思いませんでしたし…。
でもやってみたら、奥が深くて面白いので
なかなかやめられないだろうとは思います。

投稿: majestic | 2009年10月 3日 (土) 22時59分

>Majesticさん
そーか、建築系でも、土木系と意匠デザイン系があるのね・・。意匠デザイン系は人気があるんでしょうね。
まぁ、技術ってやってみると面白いんですけどね。
成熟業界では、どうやって機嫌よく仕事をしていくか、一人ひとり考えないといかんですよね。

投稿: ちぶぞう | 2009年10月 4日 (日) 18時35分

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