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2008年9月18日 (木)

半導体業界の利益率は落ち続けている

 リーマンブラザーズや、AIGなど、今までブイブイ言わせていた金融業界が軒並みまずいことになって、世間を騒がせていますが、だからといって半導体業界はそれに比べればましかというと、そういうわけでもないようで・・・

iSuppli: Chip biz has lost 'money-making touch'(EE times)

アイサプライによると、半導体業界は、かつてはエレクトロニクス業界の中で相応の利益率をあげていたのですが、ここ数年はじわじわと落ちてきているそう。2004年は17-18%あったものが、2008年は一ケタ台の利益率しかないそうです。

アイサプライのCEOのLidowによると、業界は強者と弱者の二極化がますます進むそうで、他人のシェアの奪い合いで生き残れる時代じゃないそうです。会社が生き残るためにはますます戦略が重要になるというわけです。

しかし、僕が就職した2001年前後から、半導体業界はどんどん厳しい方向に向かっていく一方ですね。今まで日系メーカーは調子は悪くても業界全体としては好況という時期はあったのですが、ついに業界全体として踊り場というか低成長の時代が来てしまったということですね。

この中で、果たして日系メーカーは生き残れるんでしょうか。

まー、会社がどうこういうより、自分個人が業界で生き残れるよう、力をつけていかなければなりませんね。半導体技術者が生き残るためには、要求されるモノを作れる技術力もベースとして当然大事ですが、こういう時代には、どのような技術がこれから必要か、それをどう構築してどう事業として実現していくか、などシステムの構築能力や、人を引っ張って組織力で実現していくためのリーダーシップ、コミュニケーション能力がますます重要になっていくと思います。もちろん、個別技術に秀でた職人的なスペシャリストも必要ですが、要求されたことを実現するだけの能力では、どんどん待遇面で厳しくなっていく時代かなーと思います。

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