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2008年8月 1日 (金)

上半期の半導体メーカーの業績

各社2008年第2四半期の決算状況が出揃ってきたようです。

【決算】東芝,半導体で302億円の赤字もNANDの増産計画に「変更なし」(日経tech on)

フラッシュメモリの価格下落と、ゲーム用システムLSIの不振、ソニーから買い取った長崎工場の費用負担で、半導体部門が大幅赤字となったようです。

東芝は、メモリ事業を経営の柱とした以上、こういった利益の大きな変動はいわば宿命で、不振時をどう乗り切って好況時の利益拡大につなげるかがポイントですね。「不況時の積極投資」のセオリー通り、NANDフラッシュの増産は続行するようです。ただ、昨日のセオリーが今日は通じないのが半導体の世界ですからね・・。どこまでマーケットを読んでの投資判断かがキーポイントですね。

ルネサスの08年第1四半期、会計基準変更などで営業赤字(asahi.com)

携帯向けシステムLSI、マイコンなどが伸び悩んでいるようですね。また、会計基準変更が、営業赤字に影響しているそうです。

海外はどうかというと、

【決算】半導体大手UMCのQ2決算,ウエーハ需要回復するも大幅減益(日経tech on)

売上は増加したようですが、利益は前年同時期に比べて、半分近くに落ち込んだようです。

業界が全体的に不調な中で、ちょっと際立ったのが、NECエレ。

【決算】NECエレ,通信機器向けが不調も4期連続の営業黒字を達成(日経tech on)

売上が落ちたものの、研究開発費や販売費などの費用削減で営業黒字達成だそうです。

赤字が長らく続いていたので、4期連続の黒字達成は喜ばしいですが、リストラ効果ですから、まだ本調子ではないといえますね。特に、研究開発費の削減は、蛸が自分の足を食っているようなものでは・・と気になります。

第3四半期は、どの会社も市況が非常に厳しいと口をそろえています。はあ・・・・今年はオリンピックイヤーだというのに、なんとも景気の悪い話ですねー。

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