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2008年7月26日 (土)

【技術参考書】最新VLSIの基礎 Yuan Taur/Tak H.Ning著

今回は、半導体物理の教科書、タウア・ニンの最新VLSIの基礎です。

タウア・ニン 最新VLSIの基礎 Book タウア・ニン 最新VLSIの基礎

著者:Yuan Taur,Tak H. Ning
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Fundamentals of Modern Vlsi Devices Book Fundamentals of Modern Vlsi Devices

著者:Yuan Taur
販売元:Cambridge Univ Pr (Txp)
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半導体デバイスの教科書としては古典的名著として、SZE氏のものが有名ですが、

半導体デバイス―基礎理論とプロセス技術 Book 半導体デバイス―基礎理論とプロセス技術

著者:S.M. ジィー
販売元:産業図書
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こちらは、Sze氏のものよりかなり後に書かれてて(1997年)その分、比較的新しいCMOSの理論が取り入れられています。会社にCMOSデバイス技術者として入社したとき、ベテランの先輩からこの本を薦められたので、原著と和訳、両方読みました^^;

内容としては、MOSデバイスの基礎理論に重きを置かれており、バイポーラデバイスの項はかなりのページは割かれているものの従属的な扱いの印象があります。まあ、CMOS全盛の世の中ですから、当然ですが。

pn接合などのデバイス物理の基礎から始まって、長チャネルMOSFET、短チャネルMOSFET、CMOSデバイス設計など、かなりデバイスの基礎理論が丁寧に説明されています。前提知識は、大学初等程度の数学と物理の知識で、全部読み通せばまったくの初心者でもかなり深くMOSデバイスの基礎理論を理解できるようになると思います。デバイス技術者を志す人にはお勧めです。(バイポーラの章は軽く目を通しただけなので、ノーコメント^^;)

反面、CMOS性能因子の項では、ロジック素子の遅延でしか議論しておらず、MOSデバイスの雑音には触れられていないなど、ロジック向けの性能にしか目を向けておりません。デバイスモデルとの関連付けもないので、アナログ回路設計者がデバイス物理について理解を深めたいなら、下記のようなMOSデバイスのモデリングの本を読んだほういいかもしれません。

CMOSモデリング技術―SPICE用コンパクトモデリングの理論と実践 Book CMOSモデリング技術―SPICE用コンパクトモデリングの理論と実践

著者:青木 均,嶌末 政憲,川原 康雄
販売元:丸善
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