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2008年7月24日 (木)

日本型経営、良いか悪いか 

日本型経営、良いか悪いか 二つの白書「閣内不一致」(asahi.com)

http://www.asahi.com/business/update/0723/TKY200807230009.html

 厚生労働省が22日発表した労働経済白書は、長期雇用など日本型雇用慣行について、生産性の向上につながると再評価した。一方、内閣府が同日発表した経済財政白書では、終身雇用を中心とする日本企業のリスクを取らない体質が低成長の一因だと批判しており、長期雇用の評価を巡り「閣内不一致」とも言える対照的な内容となった。

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対照的というか、なんと言うか、どちらもいわゆる「年功序列、終身雇用」のいわゆる”日本型経営”の別の面を指摘しているだけじゃなかろうか。

厚生労働省は労働者の立場から見ているし、経済産業省は経営者の立場から見ますからねえ。

 まあ、労働者の立場から見たら、安定雇用が期待できる「終身雇用」を評価するのは当然だし、経営側から見たら、人件費が高くつく経営形態に批判的なのは当然か。

 しかし、”日本型”経営ネエ・・・。そもそも今の時代、そうやって企業の経営スタイルを一くくりにする意味があるんだろうか。

 「年功序列・終身雇用」型経営は、市場が右肩上がりに成長し、人口構成が若年層に偏っていた高度成長期の日本だから広く普及した経営スタイルなのはいうまでもないんだけど、今は国内市場は成熟し、企業が成長を続けようと思ったらグローバルで競争をしないといけない。今までのいわゆる”日本型”経営ではやっていけなくなるケースが多くなってきたわけです。もちろん、終身雇用型の経営もよい面がたくさんあるでしょう。成果主義で痛い目見た会社もあるでしょう。でも、少なくとも時代に合わせて企業の形も変えていかなくてはならない。じゃあ、どんな経営手法が最適なのか。これは、もう既存の型を当てはめればいいのではなく、それぞれの経営者自身が自分の頭でしっかり考えて築いていかなくてはならないんじゃないでしょうか。”米国型”経営とか”日本型”経営があるんではなく、その会社の形にあった経営手法というのを見つけていかなくてはならないんだと思います。

 ”米国””日本””年功序列””成果主義”と色分けしたり、コンサルが提唱するような流行の経営手法に乗っかるのは楽でしょうけどね。

しかし、役所がいまさらこんな白書を出すというのはどういう意味があるんでしょうかね。

日本企業の経営スタイルに行政指導でもする気でしょうか。

商売を知らない役人が、民間企業の経営に口を出すことだけは止めて欲しいと思います。

 

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