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2006年4月 9日 (日)

インド旅行記5:バラナシ2

朝起きたのは4時半。暗いうちからホーリー用に買った服を着てガンジス川へ。
そう、ガンジス川の夜明けを見たいのであります。
手前の路地で車を降り、ガンジス川へ通じる路地を歩くのですが、バスが目の前に止まり、日本人ツアーご一行様が到着。
おじさん、おばさんたちが、ホーリー用に配られたっぽいおそろいの帽子をかぶり、2列縦隊になって歩き出しました。
その後ろをついていったのですが、インドの物売りが来てもにこりともせず完全無視無表情で黙々歩いている様子がインドの町並みの中では異様に見えました。

そういえば、前回書き忘れたのですが、ガンジス川で沐浴する前、いちるさんが体に擦り傷があるので、E島さんの話を聞いた後だったこともあり、衛生面で沐浴は大丈夫なのか心配してました。

そこで、ガイドのインド人に聞いてみました。

「Mr.いちるは体に擦り傷があるので、ガンジス川の汚い水を浴びたりして化膿したり、何か問題がないのか心配してい・・・・」

NO!イッツピュアウォーター!!!世界で一番綺麗な水です!!!いいですか、聖なるガンガーの水で洗い流せば、どんなことも、なんにも問題ないです!全部ダイジョブ。全然問題ないです。分かりますか?」

はい、私たちが悪うございました!ヒンズー教徒にこんな愚問を投げかけた我々がバカでした・・・

ガートからまた小舟に乗り、ガンジス川へ。灯篭を多めに買って、多めに願い事を乗せて流しましたw
ガイドさんがガートごとに説明をしてくれている間にだんだん日が昇って明るくなってきました。ただ、曇り気味だったために、日の出の瞬間は見られなくて残念。

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でも、朝っぱらから常に祈りの音楽が鳴っていて、やっぱ聖地なんだなあと実感。
船の上で、みやげ物を買って、インドの地酒も買いました。リキュールなのかな?小魚流しもやりました。
途中、インド人を満載した小船とすれ違ったのですが、「ナマステー」と挨拶したら、船の上のインド人全員が「ナマステー」と返してくれ、手を振ってくれたりノリノリでした。インド人は面白いなあ。

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そして、マクルニカーガートに到着。ここは有名な火葬場です。

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ここで焼いた死体をガンジス川に流すのです。
いろいろなところで煙があがってます。勝手に説明にくる人をかるく無視して、そのうちの一つの焼き場を見てました。
死体処理の人が棒でよく焼けるよう火の中をつつくと、黒焦げの死体が出てきました。頭の部分をがしがしつつくと、頭蓋骨が割れて中の白い脳みそがトロリ
「・・・脳みそ出てますねえ・・・・・」
「・・・ああ、出てる出てる・・・・・」
「・・・腸が生焼けですねえ・・・」
「・・・ああ、意外と弾力あるねえ・・・」
と、いちるさんとひそひそ語りあいました。
焼き現場は、亡くなった人の親族たちが囲んでじっと見てます。
みんな膝を抱えて呆然と見てて、静かな雰囲気が漂った場所でした。
死体処理の現場を見ると、人間の死を身近に感じることが出来ます。こうやって何千年も、ここで死体をガンジス川に還す事を繰り返してきたんだなあ。うまくいえないけど、死をこんな風に間近で見ると、生きている間はしっかり生きたいと思える。生の実感が得られない人はここに来れば、感じるところがあるんじゃないかと思いました。

その後、黄金寺院を外側から見学。金箔で飾られたインド版金閣寺みたいなものだけど、ヒンズー教徒以外は中に入れないらしい。外側から写真もNG。黄金寺院の敷地内に白いイスラムのモスクがあって、そっちは高い柵をめぐらせて人が入れないようになってた。歴史的なことがあって敷地内に2つの違う宗教の寺院が存在するらしいんだけど、宗教間の複雑な関係を見てしまった気になった。

しばらくバラナシの街を歩いたんだけど、ホーリーなので、子供たちがガンガン水爆弾をぶつけてきます。

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ぶつけられたら笑顔で
ハッピーホーリー!」
マンションの上からも水鉄砲でどんどん色水をかけられます。
ホーリーは怖いと脅されてたけど、みんなとにかく楽しそうで陽気です。
街を抜けた時には、全身紫色の水で染まってましたw

一回ホテル戻ってから、アーユルベーダのシロダラというものを受けに行きました。
これは、額に油を垂らすリラクゼーションの一種です。
目をつぶって眉間に油を受けてると、なんかやわらかい物体でゆっくり愛撫されてるような妙にエロチックな気分になってきますw

それからホテルの周りを散歩したのですが、少年の一団に色の粉を顔に塗りたくられ、彼らが去った後気がついたら、いちるさんが持ってた使い捨てカメラがなくなってましたインド初スリ

8時から2時まではホーリーが本格的になり、インド人が普段飲まない酒を飲んだりガンジャでラリったりして街中では大変なことになるようで、街中には出してもらえませんでした。

そして、昼前にバラナシ駅に行き、ブサバル行きの寝台列車に乗りました。18時間の長旅です。

電車の中ではついに、大変な事態になりました・・・・

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