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2006年4月12日 (水)

インド旅行記7:アジャンタ

次の朝、目が覚めると、幾分症状が落ち着いて、とりあえず歩ける程度に回復しました。ホメオパシーが効いたのだろうか。

ちなみにホメオパシーとはこんなものらしい。

まだ食欲はなく、下痢は続いてますが・・。
とりあえず、今日のアジャンタ観光は決行することにしました。
すると、昨晩は元気だったいちるさんが
「腹痛い・・」
と言い出しました。ついに、2人ともインドにやられたようです。

アジャンタ石窟までは自動車で行くのですが、車に揺られている間、二人の顔は土気色

アジャンタ石窟までの道のりは高原で、風景がおもしろい。
途中で通りかかった人たちとか水牛とかの写真をとりまくりました。
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しかし、駅のトイレといい、パーキングのトイレといい、まったく水が出ません。

手桶用の水も出ないのは参った。

しかし、おなかは許してくれません。

そこで、通りがかりの小学校にトイレを借りることにしました。

山村の小学校なのに、ぱりっとした制服を着てて皆さん身なりがよろしい。

門を僕がくぐるといっせいに注目を浴びて、子供達が駆け寄ってきました。

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写真を撮ると喜ぶ喜ぶ。授業中の子供まで「写真とってー」と近寄ってきて、まるでスターにでもなった気分でしたw

中学校も併設されてて、女子中学生が興味津々に近寄ってくるのですが、カメラを向けると恥ずかしがって逃げます。なんか素朴。

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先生も挨拶に来てくれて、なんかトイレ借りに来ただけなのに、楽しい交流をして得した気分でした。

アジャンタ石窟は、B.C.2世紀からA.D.5世紀頃までに彫られた石窟で、石窟の壁に荘厳な壁画が描かれています。1000年以上密林に放置されていたのを虎狩に来たイギリス人が発見したそうで、そんときはものすごくびびったことでしょう。

アジャンタ石窟の外観。雨季には滝が流れて壮観だそうです。

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まずは、有名な第一窟の蓮華手菩薩金剛手菩薩

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金剛手菩薩はインド絵画の最高傑作と言われてて、法隆寺金堂の壁画の原型といわれているそうです。

実際見ると、華やかさと艶やかさに圧倒されました。インドすげえ。

下は第一窟の仏像と、未完成の第4窟。

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こんな風に黙々彫っていったんですな。

アジャンタ石窟には、紀元前2世紀の原始仏教(ヘニアナ)時代に開かれたものと、その後の大乗仏教(マハヤナ)時代に開かれたものがあり、ヘニアナ時代のものは仏像はなくストゥーパだけ、マハヤナ時代のものは仏像や、仏像とストゥーパが設置されているという違いがある。設置といっても岩を掘りぬいて作ってるので、岩窟と一体となった彫刻なんだけどね。ヘニアナ時代は偶像崇拝の概念がなかったので仏像がなかったんだけど、それと同じ理由で、壁画が描かれたのもマハヤナ時代になってからなんだそうな。また、青の染料は当時存在しなかったので、青(ペルシアンブルー)だけはずっと後の時代にイランから輸入して着色したんだそうな。

下はアジャンタ石窟の発見者、ジョンスミスが19世紀に最初に発見した第10窟のストゥーパ。柱にジョンスミスの落書きもある。

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下は、第17窟の釈迦の生まれ変わりの白象の物語の壁画と、第21窟?の柱の彫刻。細かい。

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下は、最終26窟の仏陀の涅槃像と仏像が埋め込まれたストゥーパ。

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いやー、なんつーか、圧倒されましたな。

もっとゆっくり味わいたかったのですが、いかんせん体の調子が悪く、日差しの中を歩くのは辛抱たまらんげり

ということで、体力の限界まで味わったところで、帰途につきました。

帰りにみやげ物屋に寄ったのですが、全然買う気なかったのに、いつの間にか象の彫刻を買ってしまいました。
一応、1200ルピーとか言ってたのを700ルピーに負けさせたのですが、車の運転手に見せたら
「ああ、俺なら50ルピー以上払わねえな
ショック!!!!10倍以上ぼられましたw

なんか、彫刻だと思ったのが、ストーンパウダーを機械で整形しただけの偽物らしいです・・・・
てか、なぜこんなものを700ルピーも出して買っちゃったのかマジで謎・・・

ホテルはオーランガバードホテルというかなり高級そうなホテルに泊まりました。

体調が悪い2人には助かります。

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なぜか、入り口には巨大なチェスが・・ww

ホテルにはプールもついてましたが、泳ぐどころではありませんでした。
ホテルのバーで少し飲んだあと、夕食。
夕食もカレー。もうですね、弱った胃腸に香辛料が炸裂してつらいのですよ(泣

明日は世界最高の寺院があるという、エローラ石窟です。

こんな体調で大丈夫かしら・・・・・

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